お知らせ - 白川郷の記事公開しました。
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白川郷で合掌造りを見学できる「○○家」5選

白川郷と言えば「合掌造り」。
今回は、その合掌造りの家々の中でも、有名で個性的な『○○家』を5つ紹介していきます。
今回紹介する5軒を最初にまとめると、以下の通り。
和田家:白川郷の“顔”となる代表的な家。時間がないならここだけでも回るべき
神田家:合掌造りの構造美と精密さを体感できる建築の完成形
長瀬家:江戸時代の医療文化を伝える、医師の旧家
田島家:蚕と生糸に特化した唯一の展示館。白川郷で学ぶならここ
旧遠山家:火薬産業の歴史を伝える、多用途に使われた暮らしの家
今回は、それぞれの見どころや注目すべきポイントをまとめていきます。
和田家|白川郷を代表する国重文の住居

白川郷で最も規模が大きく、国の重要文化財にも指定された合掌造り家屋。約300年の歴史を持ち、現在も人が住む「生きた文化財」です。内部には音声ガイド付きで、囲炉裏や古文書、合掌造りの構造を身近に感じられる展示が充実しています。観光客にとっては、白川郷観光の“顔”とも言える定番スポット。
なお、1階は日本語、2階は英語で和田家の歴史や合掌造りについての音声説明が流れています。時間がなかったとしても、この「和田家」だけは見ておきましょう。
和田家の特徴
- 白川郷で最大級の合掌造り家屋であり、唯一国の重要文化財に指定されている格式の高い建物である。
- 江戸時代には名主(庄屋)や番所役人を務め、地域の政治的・経済的中心として栄えた歴史を持つ。
- 焔硝(火薬の原料)の製造と取引で大きな富を築き、白川郷の重要な現金収入源となっていた。
- 約300年以上の歴史を持ち、現在も住居として使われながら1階と2階部分が見学可能で、当時の生活や文化を体感できる。
- 2階からの眺望も楽しめ、庭や周囲の田畑、水路なども昔のまま保存されており、白川郷の自然と歴史を一体的に感じられる。
白川郷に残る合掌造りの中でも、和田家は特に大規模で知られています。間口14間、奥行き7間という堂々たる建築は村内最大級を誇り、周囲の庭や生垣、田畑、水路といった景観も美しく保たれています。
現在は、主屋だけでなく土蔵やトイレなどの建物群が文化財に指定されています。館内には、代々受け継がれてきた道具や生活用品が展示されており、和田家の歴史を感じることができます。
和田家の観光情報
神田家|構造美を極めた合掌造りの完成形

神田家の特徴
- 約1850年頃に建てられた合掌造り家屋だと推定されており、間取りや小屋組み(合掌木)の完成度が非常に高く、約10年かけて建築された。
- 白川郷の名家・和田家の分家であり、江戸時代には酒造業を手がけていた歴史を持つ。
- 4階の小さな窓からは白川郷ののどかな集落の風景を一望でき、写真撮影の定番スポットにもなっている。
これらの特徴により、神田家は白川郷の歴史的・文化的価値の高い重要な合掌造り住宅の一つとされています。
神田家の観光情報
長瀬家|江戸時代の医療文化を伝える家

長瀬家の特徴
- 約250年続く旧家で、初代から三代目までが医者(漢方医)を務めており、江戸時代の医療道具や薬箱が保存・展示されている
- 木造5階建ての合掌造り家屋で、約11メートルの一本柱(合掌柱)が屋根の勾配の上から下まで貫いており、大きな屋根を支えている。
- 現在の建物は明治23年(1890年)に建てられ、1階は居住空間、2階は寝室、3階以上は養蚕や農作業のスペースとして使われている。
これらの特徴により、長瀬家は白川郷の歴史的・文化的価値の高い重要な合掌造り住宅の一つとされています。
長瀬家の観光情報

営業時間:9:00~17:00
10:00~17:00(1月1日)
電話番号:05769-6-1047
定休日:不定休
入館料:大人: 400円 / 小人:200円
所要時間:30分~1時間
地図:マップを開く
田島家|蚕と生糸の暮らしを学べる唯一の家

田島家の特徴
- 養蚕をテーマにした展示館として利用されている合掌造り民家で、蚕の一生や生糸ができるまでの過程を実際の器具と共に学べる。
- 白川郷の養蚕農業の歴史や文化を伝える貴重な施設で、蚕飼祭りなどの伝統行事や養蚕に関わる生活様式も紹介している。
- 英語や中国語(簡体字・繁体字)の説明文が用意され、外国人観光客にも配慮された教育・研修の場としても活用されている。
田島家は、数ある合掌造り民家の中でも、養蚕の歴史や文化を学べる展示館として知られています。蚕の飼育から生糸の製造までの過程を実物の器具と共に紹介し、地域の養蚕農業の貴重な記録を後世に伝えています。
田島家の観光情報

営業時間:9:00~16:30
電話番号:05769-6-1902
定休日:※蚕がいなくなり次第、長期休館となるため、事前に電話で確認がおすすめ
入館料:大人: 400円 / 9歳以下:200円
所要時間:30分~1時間
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旧遠山家|火薬の歴史を伝える産業の家

旧遠山家の特徴
- 建築年代は文政10年(1827年)頃で、能登の大工によって建てられた4層建ての切妻合掌造り家屋。
- 1階が居住スペース、2〜4階は養蚕スペースとして使われ、床下では明治20年頃まで火薬の原料となる焔硝(えんしょう)づくりが行われていた。
- 大家族制の家として知られ、明治から昭和初期にかけて最大で約40人の家族員が暮らし、当時の生活や産業の様子を今に伝えている。
これらにより、旧遠山家は白川郷の伝統的な暮らしや産業、大家族の歴史を学べる重要な文化財となっています
旧遠山家の観光情報

営業時間12月~3月:10:00~16:00
営業時間4月~11月:9:00~16:00
電話番号:05769-5-2062
定休日:水曜(祝日の場合は前日休)
入館料:大人: 300円 / 小人:150円
所要時間:20分~40分
地図:マップを開く
白川郷で公開されている合掌造り住宅の見学方法
白川郷では、伝統的な合掌造り住宅の中でも一部の家が内部公開されており、有料で見学できます。これらの家々では、生活の様子や建築構造、地域の文化などを間近で感じることができます。見学の際は、以下の点にご注意ください。
- 入場料:各家によって異なり、300円〜400円程度です。
- 写真撮影:基本的に可ですが、一部制限がある場所もあります。
- 靴の脱ぎ履き:多くの施設では靴を脱ぐ必要があります。
- 英語パンフレット:主要な施設では簡易ガイドが用意されている場合があります。
白川郷『○○家』の入場料や場所比較
最後に、このページで紹介した5軒の家を比較していきます。
| 施設名 | 入場料 | 開館時間 | 休館日 |
|---|---|---|---|
| 和田家 | 400円 | 10:00~17:00 | 不定休 |
| 神田家 | 400円 | 10:00~16:00 | 水曜日 |
| 長瀬家 | 400円 | 9:00~17:00 | 不定休 |
| 田島家 | 400円 | 9:00~16:30 | 蚕がいなくなり次第、長期休館 |
| 旧遠山家 | 300円 | 10:00~16:00 | 水曜日 |
よくある質問(FAQ形式)
Q. 各家は予約が必要ですか?
A. 一般的には予約不要で当日入場が可能です。ただし団体の場合は事前連絡を推奨します。
Q. 英語での案内はありますか?
A. 多くの家では簡単な英語パンフレットが用意されていますが、スタッフは基本的に日本語対応です。
Q. 子連れでも見学できますか?
A. はい、段差や階段に注意すれば問題ありません。ただしベビーカーの持ち込みは一部制限があります。
Q. 雨の日でも見学できますか?
A. 全施設屋内展示が中心なので、雨の日でも楽しめます。雨具や足元対策をお忘れなく。
Q. どの順番で回るのがおすすめですか?
A. 駐車場から近い和田家からスタートし、神田家→長瀬家→田島家→遠山家の順がおすすめです。




